家族みんなが参加できる家事システムの作り方

なんで私だけが家事をしないといけないの?

 

なんで私だけが子育てをしないといけないの?

 

なんで私だけゆっくり座ってご飯を食べれないの?

 

いつになったら、私はラクになるの??

 

こんなふうに、子育て中のママは一度は思ったことがあるのではないでしょうか?

 

子供が小さい時はどうしてもママの負担は大きいですが

 

小学校へ入学すると、少しずつ子育てにかかる時間が減ってきます。

 

小さい時とは違い、ご飯を食べることも、トイレに行くことも、お風呂に入ることも

 

今までママのサポートなしでは出来なかったことが一人で出来るようになります。

 

それ以外でも、子供が5歳にもなれば、家事のお手伝いも上手にできるようになりますし、

 

なんなら、掃除機だってかけられるようにもなります。

 

それでも、いつまでもママがフルサポートをしている場合は、

 

いつまでたってもママの自分時間はできません。

 

子供が5歳になったら本格的に家事に参加させる

 

どうして5歳になったら家事に参加させるのか?別に4歳でもいいのでは?なんなら3歳でも??

 

こう思うかもしれませんが、5歳という年齢は、身体も心も脳も大きく成長する時期。

 

保育園や幼稚園では年長さんになり、お兄さんお姉さんとして下の子をお世話することも多くなります。

 

出来ることも増え、責任感をもって行動できるようになる時期だからこそ

 

家事に参加してもらうことで、家庭でも大きな成長を感じることができます。

 

さらに、手先を動かす細かな作業も上手にできるようになるので、お手伝いの幅も広がります。

 

それでも5歳という年齢なので、親が望むような仕上がりを求めず、

 

出来たことに「すごい!」とお礼を言ってあげると子供も喜び、自分で出来たことに嬉しくなります。

 

家族みんなが参加できる家事システムの作り方

ママが一人で家事をすると、負担もイライラも増えることがあっても減ることはありません。

 

特に子供が成長し、自分で出来るでしょ?と思うことでも、ママがするのが当たり前にになっているとなおさら。

 

だからこそ、早い段階で家族みんなが家事に参加できる仕組みを作っておくことをオススメします。

 

自分のことは自分でやってもらう

 

まず、家族一人ひとり、せめて自分の事は自分で出来るようになってもらいましょう。

 

ここでいう自分の事とは、

 

ママが負担に思うことや、これぐらいは自分でやって欲しいと思う事などを紙に書き、

 

どこまでが「自分のこと」として決めるのか、どこまでなら家族が「出来るのか」

 

一度、家族みんなで話合ってみましょう!

 

家事と言ってもたくさんあります。

 

ママが全てをするのではなく、家族みんなが自分の事を自分でするだけで、ママの負担は大幅に減ります。

 

やるべき事を明確にしよう!

 

我が家の場合、子供達には

 

  • 保育園や小学校から帰ったら、給食袋に入っているコップや歯ブラシなどをキッチンのシンクに自分で持ってくる
  • 持ち帰った体操服や洗う服など、ポケットにティッシュや紙が入っていないか確認して洗濯機の中に入れる
  • 保育園や小学校からもらった連絡などの紙は、ダイニングテーブルの上に置く
  • 持ち帰った水筒は寝るまでにキッチンに持ってくる
  • 洗濯物は自分でたたむ、片付ける
  • 明日の用意は自分でする

 

こうやって書き出すと、なんだか大変そうに思いますが、

 

実はこれ、すべて出来る環境が整っていれば、5歳の子供でも10分で出来ます。

 

むしろ、これさえやってくれれば、後は自由です。

 

小学生の場合は、これに宿題が入りますが、宿題をやって私が連絡帳にサインしたら終わり!

 

私の仕事は、子供に声をかけ、自分でやってもらうこと。

 

宿題やお便りの確認のために、10分ほどダイニングチェアーに座るだけ。

 

旦那さんに対しては、基本大人なので家事は分担です。

 

というか、生活をする上で必要なことは、自分の事も子供の事も

 

基本、お互いに出来るようになっておこうというスタンスです。

 

特に子供の事は、お互いにどちらか一方が出来なくなった時に困らないようにとしています。

 

家事と片づけの関係

家事は「家の事」と一言にいいますが、その中身はいろいろ。

 

ご飯を作るという1つの家事でさえ、

 

メニューを考える栄養を考える、食費のやりくりを考える、作る、片付けるなどこれだけのたくさんあります。

 

洗濯物を洗って干すという家事も

 

色物にわけて洗ったり、ネットを使って洗ったり、洗剤を使い分けたり、早く乾くように干し方を考えたり

 

最後はたたんで各自の引き出しに片付ける作業まで、色々頭を使って考えていますよね?

 

家事をすることで、手を使い、脳を使います。

 

さらに毎日することで、やり方を変えたり、効率を考えたリ、色々なスキルが身に付きます。

 

 

家事をする自分をほめてあげる

ちょっと客観的に「家事」をみてみると、家事代行という仕事で一時間の時給ってどんなものでしょうか?

 

地域やサービス内容で値段は変わるでしょうが、仕事として価値を提供しているからビジネスとしてサービスがあります。

 

ご飯をつくるという家事だって「調理」という仕事がありますよね。

 

子育てにおいても、1時間子供の世話をベビーシッターさんに頼んだら時給が発生しますよね?

 

事や育児は「あたりまえ」ではなく、素晴らしい価値の提供なんです。

 

もう一度言います。

 

家事は当たり前ではなく、素晴らしい価値の提供です!

 

一つ一つの家事を、どうすれば効率よくできるのか?

 

仕事を片づけていく=終わらせていくという意味で、家事は片付けの連続です。

 

ママ一人で家事をしていると、だんだんと疲れてきます。

 

人は誰でも、すごいね、頑張ってるね!って言われると単純に嬉しいですよね?

 

ですが、毎日の家事が当たり前状態になっていると段々とただの作業に思えてきます。

 

どんなに頑張って家事をしても、パートナーから感謝されない、子供からは当たり前とされる。

 

こんな風に思い出すとやる気もなくなります。

 

ですが、誰がどう思おうが、私は家事という素晴らしい価値を家族に提供してるんだ!

 

私、すごい!って自分自身に声かけをしてあげてください!

 

私は結構自分で自分を褒めます。

 

家族がすごいって言ってくれないっ…。こう思っても仕方ないですからね。

 

いろんな家事がスムーズにできた時なんて

 

 

 

いわた
私、すごいや~ん、
いわた
私、素敵、
いわた
私、さすが~~

って声を出して言うんです!自分自身を認めてあげることは大事ですよ!

 

それでも、すべての家事育児が

 

ママの仕事にならないように、ママがするのが当たり前とならないように、家族で協力していく必要があります。

 

片付けは余裕を作るヒント

「楽をする」って言葉を聞いてどんなイメージがわきますか??

 

子育てをしていると早く楽になりたいと思ったり、家事をしているといかに楽をするかを考えたり

 

この「楽をする」という言葉の意味が怠ける、サボるとか

 

どうもネガティブな意味として伝わってしまうように思います。

 

私は声を大きくして、世の中のママ、家事も育児も仕事も、

 

もっと「楽(ラク)」をしましょう!!!!!と伝えていますが、

 

この「楽」の意味は、怠ける、サボるという意味ではないんです。

 

自分に負担をかけすぎないように、楽しむ気持ちを保つ事という意味です。

 

片付けて「楽」を大事にした結果

 

私は、一番下の娘が3歳ごろから、私は子供の洗濯物をたたまなくなりました。

 

私が取り込んだ服をかごに入れておいて、あとは声を掛けるだけです。

 

私はダイニングチェアーに座って

 

連絡帳みせて~!洗濯ものは~?今日のお風呂当番さんは?といった感じで、徹底的に見守り隊になっています。

 

こう言うと、

 

言うこと聞くいい子だね~って言ってくれるんですが、実際は、言う事なんて聞かずにしない時だってあります。

 

ただ、子供がしないからと言って、私が変わりにしないのです

 

最後は自分でするしかない。お母さんはしてくれない…って思いから、これは自分の事だと考えをシフトしたに違いありません。

 

もちろん、体調が悪い時や子供が忙しい時は私が手伝うことは多々あります。

 

でも、普段は子供たち自身で出来ることはやってもらいます。

 

洗濯機の使い方や洗濯物の干し方を教え、片付けの仕方や掃除の仕方も教え、

 

毎日少しずつ継続してやっているうちに出来るようになるんです!

 

だからまず最初に、親が子供に与えるべき事は出来る環境です!

 

子供は「まねっこ」の天才ですから、できるだけ早い年齢から家事に参加させて体験を積むことが大事ですね!

 

では、また! See you next blog‼