ママも子供も、片付け環境を整えるべき本当の理由

子育てをしていると、子供に任すと面倒だから…。子供がするより自分がする方が早いしラクだし。。

 

ついついこんな思いで先回りして片付けてしまいます。

 

母は忙しいですからね。どうしても自分の都合でさっさと片付けてしまうのです。

 

でも本当にそれが子供のためになるのでしょうか?

 

どこまで手伝ってあげて、どこから子供に任すのか?

 

この線引きはすごく難しいですよね?

 

我が家は子供が小さい時は100%、私がサッサと片づけていました。

 

長男が小学校へ入るまでは、ほとんど私がやっていました。。。

 

子供たち3人が未就学児の時は「 とにかく用事を早く終わらすこと 」これで精いっぱいでした。

 

朝起きたら旦那さんはもう出勤しているのが日常で、

 

小さい子供たち3人の朝の用意を、なんとかスムーズに進めるためには「夜」の仕込みが大事だったんです。

 

とにかく「夜」。洗濯も、食器洗いも、明日の用意も、全部「夜」

 

仕事から帰って寝るまでの時間をどう使うか。

 

実際、保育園から帰ってきた後、子供達とゆっくりしてる暇なんて無いんです。

 

はい次、はい次、こんな感じで子供が泣こうが、わめこうが

 

とにかくその日のタスクを片付けることが大事でした

 

抱っこにおんぶに、時にジャンプ?!

 

とにかく子供をあやしながら、何とか毎日を暮らしていたわけです。

 

そして週末は、平日の忙しさで体力も気力も残っていなかった…。

 

そんな状態で週末に待っていたのが一週間分の掃除と片付け…

 

掃除機がけは平日もそれなりにやっていましたが見えるところだけ。。

 

だけど私は片付けが超~苦手だったので(とにかく隠す人でした)

 

やるべきタスクを片付けることはできても根本的な片付けは出来ていなかったんです。

 

なのに、子供に片付けなさいという日々…

 

今思うと子供には大変失礼いたしました状態。サーセン _(._.)_ 

 

そしてその後、私自身が片付けの力をつけ

 

今も子供達の目線で一緒に片付けをすることを続けています。

 

親と一緒に片付ける習慣をつける

子供が2歳を過ぎ3歳になる前から、子供と一緒に用意をしたり、片付けたりすることはできます。

 

あくまでも一緒に!です。だからまず

 

親が片付けの方法を知っている
親が率先して片付けている
片付けの環境が整っている

 

この状態なら

 

子供に「 片付よう!」と言っても良いと私はお伝えしています。

 

子供が小さい時は、親と一緒に手を動かして片づけることが大切

 

ですが片付けは一生続くこと。


最初は親と一緒に片付けをしていても
いずれは自分で片付けをする必要があります

 

小学生になったら自分で片付ける力が必要

小学校へ入学したら、間違いなく自分で片付けをすることになります。

 

小学校は家とは違い、大勢の人数で共同生活を送る場所なので

 

・自分の持ち物を片付ける
・宿題を自分で片付ける
・机の引き出しやロッカーは自分で片付ける

 

これらの事をすべて自分でしなければいけません。

 

でも、そうは言っても、なかなか難しいんですよ。

 

保育園や幼稚園を卒園し、急に小学生へなって一気に「持ち物が増える」状態です。

 

そしてこの増えたモノをどうやって片付ければいいのか?実は親が一番悩んでいるんです。

 

持ち物に加え、宿題や習い事、お友達関係と、次から次へと新しいことが増えるので

 

色々なことを「片付ける力」が必要になってきます。

 

片付ける力がアップするために必要なこと?

答えは簡単。それぞれの案件を1つ1つ優先順位を決めて片付けることです。

 

なんだかビジネスのようで難しく感じますが

 

・学校の用意を片付ける
・宿題を片付ける
・自分の身の周りを片付ける

 

片付けの力は、毎日の生活の中で必ずアップします!

 

ですからこうやって1つずつ片付けることは

 

自分で考えて優先順位をつけ自分で対応する力が育つわけです。

 

片付けられる環境が整っていないと、どうなるのか?

子供が小学校へ入学すると
毎日があっと言う間に過ぎ去ります。

 

今、未就学児の子供さんを育てているママは
「いや、今もめっちゃ忙しくて大変です」と思うかもしれません。(はい、間違いないです!)

 

私も実際そう思ってました。

 

むしろ子供が小学校へ入学したらもう少し楽になるんでは?と思ってました。
(完全に当ては外れました)

 

前のブログにも書きましたが、子供が小学校へ入学して正直、私の負担が増えたと感じています。

 

保育園や幼稚園の時とは違い、親の忙しさに加え子供も忙しくなります。

 

そして子供自身が忙しくなると、親もそれに対応するために忙しくなるんです。

 

親は元々忙しい

子供が忙しくなる

親はさらに忙しくなる

 

こんな流れで毎日が過ぎ去ります。

 

この忙しさの中で、片付けられる環境が出来ていない場合、モノがどんどん散らかります。

 

結果、最後に片付けるのかは誰なのか?もうお分かりですよね?

 

だからママの負担が倍増するんですね。。

 

どうやって「片付けられる環境」を作るのか?

正直いいますと

 

片付けられる環境を整えることは簡単ではありません。

 

なぜなら、答えがないからです

 

たとえばライフスタイルが変わると、片付け環境も変わりますし

 

子供が感じる片付けやすさは、子供によって違うってことです。

 

算数のように1+1=2と計算できるといいのですが、そういう訳にはいきません。

 

そもそも片付けられる環境を手に入れるためには、必ず通る道がありますし、その道も正しい手順で進まないと

 

・すごく遠回りになったり
・遠回りしすぎて時間がかかったり
・遠回りして道に迷って
・タクシーで帰ってくるような感じです。

 

そう時間とお金の両方を失います。

 

片付かない環境が続くと??

片付かない環境で過ごしていると正直イライラします。

 

○○はどこにある?
○○がないんだけど?
○○が見つからない…
明日○○が必要なんだけど。。

 

さらに子供が片付けない時に「片付けなさい」と言っても

 

とりあえず棚に置いてみる
とりあえず箱に入れてみる
とりあえず隠してみる…

 

この状態を見た親が思うことは「ちゃんと片付けなさい」

 

この「ちゃんと片付ける」

 

残念ながら大人でも片付けられない人が多いです。

 

片付く環境が整うと??

毎日が忙しく、家事に仕事に子育てに上手くいくことばかりではありません。

 

その上片付かない環境で暮らすと失うモノは大きいです。

 

時間もお金もそうですが、それよりも大事な「ママの笑顔です」

 

子供はママが大好きです。どんなに怒っていても、どんなにイライラしていてもママが大好きなんですね。

 

だから私は

 

いつもイライラしていたり、いつも悲しい顔をしていたり、いつも疲れた顔をしていたり

 

こういった事を早く片付けるようにしています。

 

もちろん子供が小さい時はコントロール不能な時もありましたが

 

子供が小学校へ入学し、どんなに忙しくなっても、片付ける必要がある時に片付く環境があれば

 

時間もお金も感情も上手くコントロールできるようになります!

 

片付け上手の道は「最終目的」を考えることから

片付け上手になると良いことがいっぱいあります!…が、

 

最近は「収納」や「片付け」がブームそれが最終目的になってしまっている部分もあります

 

雑誌などの素敵な収納をみて人と比べて凹んだり、片付かないから自分はダメなんだ…と落ち込んだり

 

こういった声も非常に多いです。

 

ですから、そんな気持ちはサッサと手放し、片付けを最終目的にしない事ですね!

 

子供と一緒に過ごす時間を作りたい、自分時間を少しでも増やしたい!など

 

片付く環境を手に入れて、そのあと自分は何がしたいのか?ここを大事にして欲しいと思います!

 

では、See you next blog!