おもちゃの量が多い!?どうすればいい??

子供が生まれた時、一番最初に買ってあげたおもちゃを覚えていますか??

 

我が家は長男が生まれた時メリーちゃんをプレゼントしました。

 

それから間もなく、手で「にぎにぎ」できるガラガラのおもちゃが加わり、

 

数ヶ月すると、メリーちゃんについてる小さいお人形を手に取り

 

そして、口に入れ、よだれでデロデロになり、そのうちにメリーちゃんではなく、

 

違うおもちゃに興味がわいてくるんです。

 

こうやって考えると、子供のおもちゃは最初、数えるほどの量だった。

 

でも、成長と共にどんどん増えていった…。

 

こんな風に、気づいたらわずか数年で、リビングはおもちゃでいっぱいになっていた。

 

よくある話です。

 

子供の楽しく遊ぶ顔が見たいから、喜んでる姿が見たいから、いろんなモノに触れてほしいから、

 

色々な親の気持ちと共に、おもちゃが増えていったんですね。

 

もちろん、子供の「欲しい!」にも答えているわけです。

 

そうやって増えたおもちゃを片づけるのは、いつの間にか親から子供にシフトし、

 

「片づけてくれない…」

 

こういう流れになってしまってます。

 

子供に、

 

「片づけをしてほしい」

「片づけが出来る子になってほしい」

 

こう思うなら、

 

まず最初に、おもちゃの与え方を少し考えてみるべきです。

 

そこで今回は、子供に片づけをして欲しいと節に願うママに、

 

小さい時から子供に与えるおもちゃの量が、今後のお片づけにどう関わっているのかをシェアしたいと思います。

 

子供は、おもちゃを与えられる側である

おもちゃはどういうタイミングで家の中に入って来ますか??

 

誕生日、クリスマス、お正月、子供の日、なんてない日?

 

子供はおもちゃを欲しがりますが、与えるのは周りの大人です。

 

もちろん、親が買わなくても、祖父祖母や周りの大人等からのプレゼントもあるでしょうから、

 

止めるに止められない場合もあると思います。

 

新しいおもちゃは目新しい。新しいというだけでキラキラしていますよね。

 

大人だって新しいモノには興味を示しますから、子供は尚更です。

 

こうやって何かのきっかけでモノがドンドン入ってくるので、

 

出ていくより、入ってくるほうが多いのが現実です。

 

新しいおもちゃ → 遊ぶ → 飽きる

新しいおもちゃ → 遊ぶ → 飽きる

 

これを繰り返すわけですから、成長と共におもちゃが増えるのは仕方のない事です。

 

たくさん増えたおもちゃで遊ぶのも、そのおもちゃを片づけるのも、徐々に子どもの負担へと変わります。

 

増えたおもちゃを片づけられない原因は、子どもにとって、おもちゃの量が多すぎるから です。

 

多すぎるモノが与える影響とは?

たとえば、お友達とランチにいきました。

 

10種類のメニューから選ぶランチ、3種類のメニューから選ぶランチ

 

この2つのメニューから何を感じるでしょうか?

 

10種類のランチは、メニューを選べる嬉しさはありますが、「どれにしよう…」と悩みます

 

3種類のランチはどうでしょうか?

 

10種類のランチと同様に、3つの中からどれにしようと悩みますが

 

3種類のランチほど悩む時間は少ないかもしれませんね。

 

お客さんが選ぶランチを1つとした場合、

 

10種類の中から選ぶのと、3種類の中から選ぶのと、どちらが選びやすいでしょうか??

 

選ぶ側の私たちは、10種類という「量の多さ」に、最初はワクワクするはずです。

 

しかし、その中から「1つ選ぶ」となると、やはり迷うのです。

 

お店の人は、たくさんの自慢の美味しい料理から選んで欲しいと思い、

 

ランチのメニューを10種類も設けるわけです。

 

しかし、お客様が選ぶメニューは1つだとすると、選ばれなかった食べ物はいったいどうなるでしょうか??

 

最終的には、コストもかかり、管理するのも大変です。

 

多すぎるモノは、人に「迷いや悩み」を与えます。

 

与える側、与えられる側、両方に負担増となるわけです。

 

これは、親が子どもにたくさんのおもちゃを与え、子供がたくさんのおもちゃで迷いながら遊ぶ姿、

 

「片付かない」「片づけない…」「モッタイナイ」と

 

最終的に親がたくさんのおもちゃを管理しながら悩む姿と同じだなと思います。

 

目移りした結果失うものとは?

色々なおもちゃで遊ぶ事によって、色々な発見や、気付きを得られます。

 

ただ、おもちゃが混ざった状態で遊ぶと目移りします。

 

ブロックで家をつくろう!と思って遊んでいたけど、

 

後ろを振り返ったら違うおもちゃが目に入り、他のおもちゃが気になってしまう。

 

次から次に違うモノで遊び、順番にアイテムが変わり、最後はお部屋がぐちゃぐちゃになっていた…。

 

なんてことは日常茶飯事です。

 

色々なおもちゃに目移りした結果失ったものとはなんでしょうか?

 

それは、ブロックで家をつくろうとしていた事です。

 

たくさんの並んだおもちゃは、それだけでワクワクしますよね??

 

全部使って遊びたい!

 

でも、なかなか全部は一度につかえません。

 

ちょっと遊んで次、ちょっと遊んで次というふうにウロウロすることもありますが、

 

1つのモノで長い時間遊ぶ経験は、集中力を高めるためにも、小さい時から身につけたい力です。

 

大人になった私たちでさえ目移りするわけですから、子供なら…どうでしょうか??

 

モノが多いと○○を失う

片づけに苦手意識をもつのは、モノの量が多いからです。

 

・量が多すぎて、何から手をつけていいのか分からない…

・どこから進めるのかが分からない…

 

こう思いながら手を動かしていても、作業はストップします。

 

そして、片づけの途中に他のモノへ目移りするんです。

 

大人でも片づけている途中で、懐かしいアルバムを見つけてゆっくり見てしまった…

 

あ、そういえば、今、片づけしてたんだ…

 

こうやってやるべき事を忘れてしまい、片づけが進まなかった経験はないでしょうか?

 

他のモノに目移りすると、片づけするという事を見失います。

 

そして本当は何のために「片づけ」をしようと思っていたのか??

 

目的を見失うわけです。

 

おもちゃを選ぶ力は、選びやすい声掛けで伸びる

たくさんあるおもちゃの中で、「選ぶ」という作業は大事にしてください。

 

「どれが一番好きなおもちゃ?」こうやって子供さんに聞いてみてください。

 

もしかすると、う~~ん、ぜんぶ!というかもしれませんね。

 

じゃ、次はこう聞いてみてください。

 

「今遊ぶとしたら、どのおもちゃ??」

 

それでも悩んでしまうようなら、「ひとつの基準」を作ってあげてください!

 

「このカゴに入る分だけ選んでみようか??」

 

こうやって、ちょっとした声掛けで自分のお気に入りのおもちゃはどれか?

 

今遊びたいおもちゃは何か?どれだけの量を持てばいいのか?

 

選び方や量の基準を教えてあげる事がとても大事です。

 

まとめ

いかがでしたか?

 

子供が「片づけが苦手…」

 

この裏には、おもちゃの量が関係していますよ!

 

そして、おもちゃを与えているのは周りの大人です。

 

多すぎるおもちゃを嫌々片づけることより、

 

好きなおもちゃを大事に片づける事。

 

使わなくなったおもちゃを置いておくのではなく、

 

手放して、新しいおもちゃが入ってくるスペースを作る事。

 

たくさんのおもちゃは買わない。こういった意見もありです!

 

欲しいおもちゃは買ってあげたい。こういった意見もありです!

 

どちらにしても、

 

子供が自分のモノを大事にし、楽しんで遊んでくれるほうがいいですよね?

 

そして、次に使うことを考えて「片づけ」をするために、おもちゃの「量」を少し考えてみませんか?

 

子供と一緒におもちゃを選ぶことからはじめてくださいね!

 

See you next blog ♥