子供の自立は収納で決まる

子供はいつになったら

自分の用意は自分でするようになるんだろう…。

自分のモノは自分で片付けるようになるんだろう…。


そう思いながら用意が進まずイライラしていませんか?


私たち大人は

出来るだけ段取りよくスムーズに終わらせたいと思うのではないでしょうか?


そして早く終わらせたい気持ちが先走り


  • 子供に用意をさせると時間がかかる…。
  • だからついつい私が用意をしてしまう…。


こうやってママが先回りしてやっていませんか?


もちろん子供が0歳~2歳児くらいまでは

率先してママが用意をするのは仕方ないのですが

(イヤイヤ期もありますからね…)


3歳を過ぎ、4歳・5歳と成長すれば、そろそろ子供にバトンを渡しても大丈夫です。


数年後の小学校生活のために「自分のことは自分で!」の準備に入りましょう!


今回は「保育園の用意、自分で出来るもん!」を題として


子供の自立をグンとアップさせる収納ポイントをシェアしたいと思います!

動作・動線・目線の高さを意識する

モノを収納する時に気をつけないといけない事は、動作、動線、目の高さです。


これは、大人でもそうですが、子供はもっと気をつけて考える必要があります。


なんとなく子供目線で収納をしたつもりでも、実は子供にとっては使いづらいかもしれません。


子供の行動をチェックし、家に帰ったらどういう行動をするのか
流れで生活をしているのか?一度観察してください。


そして親からの声かけがしやすい場所


この動線なら子供が「出来る!」


こういった場所を探すためにも


膝を床につけて、子供と同じ目線で収納の高さを決めていくと意外な発見がありますよ!


ぜひ、子供が自分で出来る環境は子供目線で作ってあげて下さいね!


パッと見て分かる!取り出しやすい場所

動作・動線・目の高さに注意して子供が自分で出来そうな場所を見つけましょう。


場所の次は「わかりやすさ」を追加してあげてください。


子供は右脳が発達しており、視覚やイメージでモノの認識をする事が多いと言われています。


この場所には「これを置く」ここは「○○の場所」と見える化する事で手助けとなります。


さらに子供が自分で取り出す時に「パッと手にとれる工夫」も必要です。


引き出しや扉がある棚の中にスペースを作ると「開けて、取り出す」と2アクションになります。


小さい子供は出来るだけ1アクションで取れる方法がオススメです。


収納用品の選び方

子供が自分でパッと見て取り出しやすい場所が見つかったら

収納用品にも「使いやすさ」を求めてください。


カゴを使う場合は深型より浅形がオススメです。


深型は上からモノを入れた時、最初から入っているモノが箱の底にたまり見えなくなります。


出来るだけカゴの中も「パッと見て取り出せる」ような状態でモノを収納してあげることです!


すぐに収納用品を購入せずに


まずはお菓子の空き箱などを利用して仮り収納とするのも良いアイデアです!


見直しと習慣化


  • 子供の目線にあった収納場所
  • パッと見て何が入っているか分かる収納選び
  • パッと取り出せる仕組み

これらが子供が自分で出来るようになる第一歩です。


更に明日必要なモノのがわかるように写真などで見える化するなど


もっともっと子供目線になります。


収納スペースは「一度作ったら決定」ではなく


日々の行動を観察しながら見直しをしていってください。


「やっぱり、ここはこうした方がいいかも」

「これが増えたから、ここではちょっとキツイかも」


一番大事なことは「どうすれば子供が自分で出来るのか??」を知り子供目線で考える事です。


もちろん、すぐにスムーズに出来ることは望まずに、声かけをし、できたら褒め


出来ないときは一緒に手を動かしてあげて下さい。


最初は慣れずにイライラするかもしれませんが、継続は力なり!


習慣化への道のりは、コツコツ実践する事です!!